●二段の昇段審査(全空連・連合会編)(1)

2007年11月4日(土)午前8時30分、千代田線町屋駅で居串先生と待ち合わせて我孫子駅に向かう。昇段審査の会場は中央学院大学の体育館。連合会・全空連の関東地区は、この会場の他に台東区の東京郵政局体育館と荒川総合スポーツセンターで行われる。審査の春季・秋季の時期に合わせて、日曜日の会場を確保することも組織としては重要な仕事になるのだろう。初段のときはホームベースの荒川総合スポーツセンターだったが、町屋駅から電車で40分程の千葉県我孫子市は初めて。車中では居串先生と空手談義で盛り上がり、我孫子駅では会派の先生方とも合流し、お弁当をコンビニで買って大学まで揃ってタクシーで行く。ひんやりとした体育館の更衣室で着替え、最初の形審査のためにウォーミングアップ。開始の挨拶の後、茶帯の初段を受ける者から上段者の順番に会派テーブルの前に並ぶ。寒いので始終手足りを動かしながら「落ち着いて、丁寧に、気合を入れる…」を頭の中で繰り返しながら待つ。初段のときは5月のGWの爽やかな季節で、身体もリラックスしていたが、11月の体育館はやや寒い。さぁ、私の番。セーパイの前蹴りがあまり上がらない等々、細かいところはまだまだあるが焦ることはなかった。上手い形をする他の会派の女性が目立つ。上手いうえに道衣が似合って、プロポーションが良い。あのようになりたいものだ…。さて、組手。男女別で初段、二段、三段以上と分かれて行う。女子は二段が私一人で三段が3名と少ないので、4名でメンホーを着けての2試合。とにかく身体を動かしながら順番を待つ。形が得意でも組手は苦手という人はたくさんいる。これで三段なのだろうかという人も。形と組手は空手の両輪といわれるように、段位に恥じないバランスの取れた有段者にならなければ。

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