●第36回東京都空手道選手権大会個人戦予選会

2006年6月25日(日)午前9時45分、東京武道館にて開会。主催(社)東京都空手道連盟、協賛(財)全日本空手道連盟、後援東京都教育委員会と(財)東京都体育協会の個人および中学生の予選会が行われた。私は、一般女子組手と一般女子形にエントリー。この大会は、東京一の選手を決める大会の予選。東京都空手道連盟に所属している全流派の道場、一般、中学生が参加する。ここから7月の本選(東京武道館)に進み、本選で形ベスト8、組手ベスト16以上が選ばれ、12月の全日本選手権大会(日本武道館)になるらしい。会場に入ったとたん、その規模とレベルの高さを感じた。空手道の大会は、午前中は形競技、午後が組手競技というプログラムが多い。形も組手も出場し勝ち進む選手にとっては、競技の順番が逆だと、疲れて試合への影響は大きい(実業団の大会では午前中が組手だそうだ)。全国大会レベルになれば、形か組手か、得意な方を選びハイレベルな内容で勝利していく。形も組手も得意として、両方共に優勝してしまう強い選手もいる(40代後半の東京の高橋ちよさん、全学連の京都の荒賀知子さん等)が、相当の体力・気力、そしてバランスのとれた数少ない優秀な選手だといえる。私の場合は、まず大会に参加すること自体に意義と意味があるし、どちらかを選ぶレベルにもなく、苦手や不得意の意識や気持ちをできるだけ持たないで、形・組手の両輪を強くして空手のレベルを上げていきたい。形はセーパイで臨んだ。あえなく、1回戦敗退。それにしても、1日で2つの種目というのは、その緊張感で疲れてしまう。いまだに形で2回戦に進んだことがない私は、午後の組手のウォーミングアップ化している状況だ。なんとか、形で1回戦を突破するのが目下の目標。午後の組手の相手は大学生か。若さの攻防にムキッとなって、前に前に迫っていく私の態度に怯えて引いた相手。それでも、私は勝てなかった。

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