●第44回連合会関東地区大会空手道選手権大会

2006年8月6日(日)、足立区綾瀬駅近くにある東京都武道館にて、連合会関東地区大会が行われた。この大会は、全空連(JKF)協力団体に所属している6つの団体の1つである連合会の地区大会である。JKF協力団体は、各流派の正統な全国組織が参加しており、連合会は、流派を問わず全国の町道場が集まった団体ということで、基本的には、この団体が全空連(JKF)の母体になるべき内容だったともいわれている。昨年まで、東日本という括りで開催されていたが、実質は関東地方の参加者で占められ、東北・北海道の参加は少なかったらしい。連合会としては、将来的に、東北エリア、北海道エリアを加えて、九州から北海道までの全国の地区協議会としていく方針で、全世界に普及している空手人口4000万人とWKF(世界空手連盟)の加盟国173ヶ国を有する日本の武道として、オリンピックを視野にいれて、組織強化に取り組んでいるとのこと。剣道および柔道が流派を超えて、全国統一基準を持つことは、武道というよりスポーツ化、組織化の流れではあるが、空手道もそれを目指している。今年空手を始めて4年目の私は、荒川区民大会以外は、すべて初参加。この大会では、壮年男女形と一般女子組手にエントリーした。形はセイサンで、1回戦不戦勝で2回戦敗退。組手は、2回戦シードの3回戦敗退。2回戦はストレートで勝つことができたが、前年度組手優勝者島崎貴子(謙交塾)さんと3回戦であたり、胸を借りるつもりで臨んだ。この戦いは、お互い相当の力が入り、ボコボコの激しさの中、私は島崎さんから、右コメカミにパンチをもらった。メンホーの上からではあったが、試合終了直後からアゴが合わず、まっすぐ大会ドクターのもとへ。やや引き気味のドクターから、シップを両コメカミに張ってもらい、恥ずかしくはあったが、着替えをして、2枚のシップを張った顔面のまま、私は電車に乗って帰宅した。

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