●第44回全国空手道選手権大会(所属会派編/連合会)(2)

2006年10月15日(日)午前10時開会~午後5時閉会の連合会の全国大会では、午前9時20分に現地(大阪府立体育会館)集合しなければならない。当日の朝、新幹線で出発しては間に合わないことを知り、前日からビジネスホテルに泊まることにした。体育館から1メーター内で泊まれるホテルを2日前にネットで探し予約。14日の13時30分頃東京駅を出発し、地下鉄御堂筋線なんば駅に着いたのは16時45分頃。心斎橋駅となんば駅、その間を流れる道頓堀川も私は初めてである。とにかく、ビジネスホテルにチェックインして、友人から頼まれた「くいだおれ人形」を買わなければならない。夕食と局地的な観光をすべく、道頓堀ガーデンロードに向う。ホテルマンは、くいだおれ人形を知らなかったが、くいだおれの店舗前のワゴン販売では、阪神タイガースのお菓子とともに小さな人形が600円で売られていた。そして、道をはさんで向い側のビルの2階のぼてじゅう本店に入る。18年前、横浜で娘と初めて食べたお好み焼きが「ぼてじゅう」だったことを思い出しながら、生ビールとともに味わう。ついついそんな話を女子店員に話している私の隣の席も明日の大会出場者の一家らしく、一丸となったやる気が伝わってくる。店を出てホテルまで歩いて帰る道すがら、ジャージ姿の人影が大会参加者に見えてくるし、今夜の道頓堀界隈は格闘系の緊張感が漲っているのかもしれない。ホテルではゆっくり風呂に入り、23時にはさっさと眠った。翌15日、全国大会当日。ホテルを9時にチェックアウト。荷物もあるのでフロントで呼んでもらったタクシーで大阪府立体育会館に向う。直線で1kmもない、1メーターの距離にもかかわらず、倍額のハイヤー料金だった。大阪人はやはりちゃっかりしている。会場横のコンビニに入ると、参加者の弁当買占めのために、おにぎりとスポーツドリンクが飛ぶように売れていた。

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