●第44回全国空手道選手権大会(所属会派編/連合会)(1)

2006年8月6日(日)、足立区綾瀬の東京都武道館での連合会関東地区大会に参加した際、メンホーの上から右コメカミに突きを当てられ顎がずれ、その痛みを2,3週間味わった。噛み合わない感触というのは初体験なので、顔のダメージというのは恐ろしいものだと実感する。今後格闘技を見る際に、さらに痛々しさが加わる感じだ(女47歳、これで良いのだろうか…)。その間、知り合いのヒーラー(鍼灸・あん摩・マッサージ・指圧師・アロマテラピストの資格を持つ)にヒーリングを受けた際、私から見て右半分の顔面をやや上げるように治してもらう。数日後、関東地区大会の3回戦敗退からそそくさと帰った私に、居串先生から連絡があった。結果は組手のベスト8に入り、敢闘賞を頂いたとのこと。さらに、10月に大阪で開催される全国大会に出場できるとのことだった。地区大会初出場、そして全国大会出場…。奇跡の吉報だ。更年期を控えている私の肉体もいつどうなるのかわからないし、出場できる大会は記念碑のように痕跡を残していくのみ。その励みと湧いてくる希望のような気持ちは、33年ぶりに剣道2段に昇段した気持ちに等しい。1月早々、左親指突き指の負傷の大会に始まり、6月から毎月1回は大会に出ていて、少しはケガと試合慣れをしてきているが、全国大会はメンホーなしのマウスピースを装着とのこと。毎年全国大会の壮年男子組手に出場している居串会の細貝さん(43歳)がアドバイスをくれる。居串会では、社会人のメンバーは細貝さんに毎年大阪行きの餞別を差し上げていたのが、今年細貝さんは全国大会に出場できず、私が行くことになったのだ。組手1試合2分間のための日帰りの大阪行き。泉武会誠友連合の中では、大会常連の東心会の五十嵐さん(成年男子組手)と私の2人とのこと。早速、行きつけの歯科医の治療を受けつつ、透明なマウスピース(上部\6,000)を作ってもらった。

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