●マスターズの選考会(1)

2006年6月18日(日)の午前中は、剣道の昇段審査だった。33年ぶりに二段に昇段。長かった初段から脱出できて、胸の痞えがようやく取れた。会場の渋谷区スポーツセンターから文京区の自宅までタクシーで移動する。防具を置いて軽く食事をして、朝から降り続く雨の中を電車でJR浅草橋まで向う。第6回日本マスターズ空手道選手権大会選考会が、午後3時から行われる。私は初参加。会場は日本郵政公社東京蔵前体育館。今日はダブルヘッダーなので気が抜けない。地図を片手に会場へ。空手の組手の試合には、全空連指定のメンホーやグローブ等の防具を持参するため、友人に会場まで持ってきてもらっていた。すでに、白髪の混じった年配者が道衣を着て、ウォーミングアップをしている。女子更衣室に行くと、マスターズの出場者とは思えない若い女性達。同じ会場で大学生の選考会が行われているとのこと。試合を見学する。男女とも気合とスピードのパンチ勝負という感じで、圧倒される。この選考会が終わるまで、シニア達は2階で待機。東京都のマスターズの参加者は、女子4,5名、男子は30~40名で、40~60代まで様々。試合直前だというのに、タップリ汗を流してアップしている。疲れないのだろうか?私は午前中の緊張と体力消耗を懸念して、軽いアップ。所属する居串会からは43歳のH氏も参加。H氏は朝方まで飲んでいたらしく、赤らんだ顔でまだ酒気帯び状態だ。さて、午後3時。組手から始まった。40、50、60代のそれぞれトーナメント戦。バンバン当てて、力の篭った試合が続く。技がしっかりしているので、警告や反則には見えない。このミドル・シニア達のほとんどは、子供の頃から空手を習い、小中高、そして大学・社会人と稽古を続け、散々試合をしてきて、さらにマスターズの大会にも出場する猛者揃いらしい。恐るべし、ミドル・シニア達!

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