●東京空手実践塾

2006年2月18日(日)は、午後1時から都立田柄高校体育館(練馬区光が丘)にて「東京空手実践塾」を受講するため、午前11時に家を出る。2,3日前からカゼをひいてしまって喉の痛みと咳のためマスクをしながら、指定の木刀と竹刀と道衣を持って向う。道衣も「心道会」で着用したいが、先生の許可が出るまではダメとのことで、10年前に買った道場の刺繍が入っていない合気道着を持参した。30分程早めに着いた都立高校の体育館。汚くて、寒い。集合時間には、50名程の男性と5名の女性が参加。宇城先生の5冊の著書の反響もあって、講座は参加者が激増し、「東京宇城塾」は2クラスに、「東京空手実践塾」は土日の4クラスに増えたらしい。私は土曜日午後の初級クラス。先月初めて受講した「東京宇城塾」でお会いした宇城先生はジャージ姿だったが、今日は空手衣。私はマスクを外し、いざ出陣。おもむろに始まる宇城先生のカリスマ的な講演の雰囲気。やや聞き取りにくいので近くに寄る。ペアでする稽古の際に、偶然にも合気ニュース『道』の木村郁子編集長(心道会・茶帯)とお手合わせいただいた。毎回取材しながらスタッフで参加しているとのこと。昨年から私も購読を始めたので、いろいろ質問させていただいた。そして、本日の稽古の最大の収穫は、合気道の凄さ。20代半ばに半年程稽古したことがあるが、空手をやりだしてからは、合気道に物足りなさを感じていた。今日のセミナーで印象に残ったことは、ウェートトレーニングのパワーアップによる【力対力】では年齢的に限界があるので、加齢による身体のあり方として、相手の中に調和するかのように入り、相手を無力化(ゼロ化)してしまうこと。それを宇城先生はやって見せる。先生の“気”は凄い。スピードに加え、合気道の“和の武道”を空手に入れていくことは重要だと実感した。“power”に頼り、求めている空手では怪我で続かないから。

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