●泉武会誠友連合の2006年新年会

2006年2月12日(日)は、居串会の稽古場である荒川区立第四峡田小学校で午後3時30分より2時間程稽古をし、日暮里の「ホテルラングウッド」で泉武会誠友連合の新年会が行われた。一昨年までは、直接宴会場に集合だったのが、昨年より稽古をしてからの開催となったようだ。私は一昨年と今年で2回目の参加。6つの道場から約35名程(女性2名)参加する大人だけの稽古は、なかなかの密度。普段近寄りがたい先生方の空手着姿を拝見しつつ、直接指導をしてもらえる。参加者のほとんどが黒帯の中、私も昨年末道場から貰いたての黒帯を付けて、最後列で稽古。40代半ばになって、脂肪がなかなか取れない腹部にはサイズ4号の黒帯がキツいが、色帯と違い、やや締まって見えるかも(苦笑)。後半1時間は組手となった。普段道場の仲間内だけの組手ではマンネリしているので、ミニ区民大会のようで刺激的。最後は女性同士ということで、先日演舞を見せていただいたSさん(三段)とお手合わせしていただいた。全員注目の中、メンホーを付けた私は殺人鬼「ジェィソン」に変身。慌てないで胸を借りるつもりでバシバシと行く。ムキになると右上段突きがボクシングの右フックになってしまう私としては、一友会の寺島先生が日頃言われていた接近戦は「背刀」が効くことを思い出し、とっさに右手で試すと、初めての背刀が綺麗に決まった。居串先生は「教えてもいないのに良くやった」とのこと。この時の感触のように、どんどん技を出せるようにしたいし、何より得意技を見つけたい。稽古後の宴会では、Sさんと武道談義で盛り上がった。お互い武道が大好きな女であることを知り、連絡先を交換。各道場の自己紹介では、居串先生から“秘蔵っ子”と言われて嬉しかった。大人といえども褒められて育つものなのだ。この志を共にする、共感できる仲間との親睦や交流を深められる機会は貴重だ。

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