●IKO神田錬成館での稽古

2006年2月11日(土)は、一友会の寺島先生が、日頃交流のある他道場の稽古に誘ってくださった。寺島門下生4名(女性3名)と他に男性3名が参加。朝10時から正午までの稽古。講師は山本さん(6段)。IKO国際空手道会本部神田練成館道場は、「剛柔流空手道山口剛玄師範の道場より独立、全日本空手道会として台東区上野駅前に道場を開設した。以来、千代田区の秋葉原駅前道場など各地で剛柔流空手道の普及を進めてきた。海外においても、香港、台湾、シンガポール、オーストラリア、アメリカ、ポルトガル、イタリアなど世界各国で、IKO(International Karate-do Organization)として多数の指導員を育成、現在に至る。」とある。新しいビルで各種武道のカリキュラムがあり、道場の名札は有段者の名前がズラリと並んでいる。外国人も多い。さて、前半1時間は柔軟体操をしながらの基礎練習。稽古場と先生が変われば、すべてが新鮮。冷暖房完備の施設の中は、すぐに身体が暖まる。後半は組手。寺島先生も一緒に稽古しているのが刺激的。私はできるだけ「寸止め」を心がけたが、男性からボコボコ当てられ、顔に青痰、右足甲の打撲がぶり返し、蹴りを止めるために左肘は真っ黒になる程力が入ってしまった。次回は、サポーターをしっかりしなければ。ところで、私は武術マニアでもないし、武道にしても、子どもの頃からずっと継続してきた武道はない。途切れ途切れの経験と思いを繋げて、これから途切れずに続けていきたいと思っている武道好きのビギナーだ。武道・武術には、様々な流派があり組織がある。どこに所属するかは、縁や好みや考えがあるなかで、自分は何を選んでいくのか。私の場合、中高年からでも始められる武器を持たない武道・武術として「空手」になり、通い始めた近所の道場は「剛柔流」だった。2年半経って、1つの流派をベースに、私が求める空手道を見つけたいと思うこの頃である。

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