●リベンジの荒川区民大会

2005年10月2日は、第55回荒川区民体育大会秋季大会が開催された。場所は荒川区立総合体育館。選手として2度目の参加である。空手を始めた2003年の第53回は、緑帯になっていたが会場のスコア係りとしてボランティア参加。翌年の第54回は、茶帯で初めての公式試合に参加した。スポーツの公式試合は、中・高校時代所属していたバスケットボール部の経験以来。空手で臨む初めての公式試合に心臓は緊張でバクバク状態。型はセイエンチン。間違えないで終えた程度。組手は頭が真っ白状態となり同じパターンで打たれて惨敗。試合後は居串会の反省会にも出席せず帰宅した。空手を始めて1年半目の公式試合。年齢的にも参加できる試合が少なく、貴重な体験のはず。道場に通うこと、稽古で汗を流すこと、空手を学ぶことを励みにし、空手によって自信が蘇ってきたところ。自分としては区民大会レベルの組手に対して、自信満々で臨んだはずだった。結果は惨敗。その試合の月から仕事の都合もあり、私は道場を7ヵ月間休んだ。空手の文字も見たくなかった日々。1年半の間、最優先にして道場に通ったことと試合に負けたショックが大きかった。モチベーションが下がりモヤモヤした状態で半年が過ぎた頃、試合に負けた結果よりも、空手を続けていきたいという気持ちがフツフツと湧いてきて、再び私は道場に通い始めた。不思議なことに、空手を通して心身をもっと鍛えていきたい、止めずに一生続けていくという覚悟に変わっていた。そして、茶帯のまま参加した第55回。型は成年の部男女段外者個人戦。再びセイエンチンで臨むが、ふらつきと間違えのミス。組手は女子の部(高校生以上)個人戦。リベンジの組手は、冷静に立ち向かえたが勝つことはできなかった。が、一般女子の参加が少ないせいか、敢闘賞を戴いた。まだまだクリアできない課題があるのだから、クリアするまでチャレンジ!

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