●麻布支部のお試し稽古の初日は……

9月7日(水)麻布支部の初回の稽古日から、6日も経っているのに、やっと額の傷のカサブタが取れ、顎と左肘の打撲痕が薄れ、全身の痛みはやわらいだが、右手首の痛みが取れず、拳を握っても力が入らない。腕も後ろに伸ばすと痛いので、ゆっくり回す。何人かを相手に本気でケンカをしたような状態なのかもしれない。居串会の稽古でも、このような右手首の痛みが残るようなことはなかったので、私は相当力を入れて、一友会の6人の男子相手と打ち合いをしたことになる。一般的に男性は子供の頃からケンカを体験するのが普通ではないかと思うが、女性の私としては、姉妹や娘との素手のケンカも数少ないので、このようにムキになって戦った全身の激痛の経験は珍しい。この調子で稽古したら身体がもたない。ストレス発散のための空手の稽古ではなく、そろそろ加減して練習しなければ。7日(水)の初回は、一友会の道着が注文中なので、トレーニングパンツとTシャツで参加した。18:40から始まる練習内容は、前半が「基本→約束組手→型」で、20:00まで。後半は実戦形式か否かを選び、さらに防具を付けるか寸止めタイプを選ぶかに分かれる。私の場合は、実践の防具式(直接打撃)。寺島先生に頭・顔用のヘッドガード、太ももの厚手のサポーター、膝下のプロテクター、胴のプロテクター、拳サポーター、肘の厚手のサポーターの防具をお借りする。フルコンタクトを選んだ実践チームは、背の高い白人男性2人、日本人男性2人、白人女性1人が時計逆周りで20:40まで、休みなく対戦し合う。この後半がキツい。他道場での初稽古と練習内容の充実さで、全身から汗が吹き出る感じだ。防具を外して帰るときには、ヘッドガードが額の真ん中に当たってできた傷が赤々として、さらに、顎と左肘に黒く打撲痕ができていた。翌朝には、打撲痕も増えていて、右手首がパンパンに腫れていた。結局、9月の1ヵ月間、全身の痛みは取れなかった(苦笑)。

  • ↑page top
  • Since 2005.4.27 KUSAKABE TAMAE. All rights reserved.