●佐々木塾長の個人レッスン【13】2014/8/21(木)

14:00~15:00(Bst)の予約。今回はスタジオの自主レッスンの予約を取れないまま、本番前の塾長レッスンを迎えた。台本を塾長に渡し、スタジオの中で一緒に聴いてもらう。通しでの予想タイムの誤差が問題だ。ブレス(息づかい)の音が出ないように、口呼吸ではなくて鼻呼吸ができて、腹からクリアな声が出すことが目下の課題。今回のシャンソン特集のサブタイトルは、「フランス本場のシャンソン」。シャンソンといえば、エディット・ピアフ。彼女をキーワードに、フランス事情、歴史的背景など調べるところから始めた。ざっくりとでも、ピアフの一生とその背景となる時間の流れを、少しでも正確につかまないと意味がないし、オリジナルの起源は把握したいもの。ピアフの一生と特徴を調べながら、シンガーの誕生の物語に仕上げてきたつもり。佐々木局長の反応が楽しみだ。予想タイムより、2分短めに終わったため、曲を増やすより、トークを追加していこう。局長としては構成には問題はなく、局長がこの台本を読みたいくらいとのこと。台本に沿って滑舌の細かいチェック。これまで散々局長から注意されてきた口が横に開く言葉が続くと、音が甘くなる点。平板で音域に変化がない喋りだと、リスナーに眠られてしまうか、他の音に消されてしまうかもと。もはや身に着けてしまっている普段の喋り方を直すことの難しさ。相当意識してレッスンしないと変えられない。今回は物語風味だから、語りに近い喋り方で私としてはやりやすいのだが、リスナーに語りかける喋り方ができないとフリートークは上手くならないだろう。局長は、言葉の立て方も何のための声、喋り、語りかけかを熟知している。経験の差だけだろうか。伝えたい気持ちの差ではないか。なかなか自信をつけていくのは至難の技だ。

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