●「佐々木塾」【11】 2012/12/16

20期生の授業もラスト2回となった。今年3回目の稽古し過ぎからくる大カゼをひいて1週間が経ち、3日目で医者に行ったこともあってか、幸い喉や声は傷まないでいるので、授業は休まず、マスクを外してかつしかFMのドアを開ける。塾長の容体は、少しずつ元気が出てきているように見えるけれど、寒さはこれからなので、カゼをうつしたら大変だ。先週の塾長の宿題は、「蜘蛛の糸」の朗読と天気予報の読み。朗読は、YouTubeでダウンロードし電車の中でも読み、それなりに練習した甲斐があってか、塾長からは、「個性的でいいんじゃないかな」とのこと。少しは練習してきたその様子を、みんなの前で褒めていただいた。それにしても、自分の声(質)の良さが、まだ掴めない。優しく喋るより、強めに喋った方が自分らしいし、私という声の個性も表現できるような気がしている。自分が演じるよりも脚本を考え、演出する方が向いていると思ってきたが、朗読やセリフのあるナレーションは、演技力・表現力が必要だから、ここにきて自分の殻や恥に拘っていたら、セミプロレベルにさえなれない。少しでも自分で演ずる・表現する・想像(創造)することを勉強して、レッスンしなければ。天気予報は交通情報と同様に「情報」。塾長によれば、センスとのこと(生まれつき持っているものではなく、勉強して身に着けていくもの)。ワンマンDJは、Key局のパーソナリティやアナウンサーのように、役割分担されてはいないので、なんでも喋るレッスンは不可欠。先週の交通情報で噛み噛みだった私は、原稿を渡されて噛まないでその場で読み切るというのは難しい。さて、WATARU先生の授業は、最後の2週にかけて、1つの番組を作ること。前半の今日は、いつも50分弱しかない時間で6名がレッスンするので、WATARU先生がミキサーとQ出しを担当。私は、自分の番組ができたときの初回放送をイメージして構成したが、自宅のCDデッキにCDを忘れてきてしまった。

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