●「佐々木塾」【8】 2012/11/25

今日もWATARU先生の通しの授業。塾生の出席は5名。各自持ち時間は15分間で、ワンマンDJのミキサー卓の操作のレッスン。佐々木塾に通って2ヶ月目の11月は、スランプを感じている。フリートークの苦手意識を、ずっとクリアできずにいることが、授業や今後へのモチベーションを下げている感じで、自分でもモヤモヤしていた。25歳の頃、ビクター系の音楽プロデューサー養成スクールに1年通ったことがあって、そこでミキサー卓の面白さを感じたから、この授業をきっかけに、モヤモヤを打破していかなければ。2人目の順番でミキサー卓に座る。かつしかFMでは、授業のスタジオが本番スタジオでもあるので、学び甲斐がある。それにしても、自分の家や部屋にミニスタジオを持てたらいいな、と思う。ミキサー卓やマイクロフォンやデッキやスピーカー等、子供の頃からオーディオが好きだったので、この環境は身近にあると嬉しい。さて、5名の操作が終わり、今度は曲出しトークのレッスン。「アナ尻」という専門用語を佐々木塾で知った。曲出しの合図になる最後の言葉のことだが、とにかく、呼吸まで口呼吸になって授業を楽しめていない。持参した曲は、2004年TBSドラマ「夫婦」の主題歌、森山良子「あなたが好きで」。36秒のイントロをどう喋るか。WATARU先生には、私の声が緊張してあがっているようには聞こえないらしい。子供の頃はあがり症だった私は、人生経験で少しずつ克服してきたつもり。それでも、不慣れな場面の本番に対しては、ドキドキするし間違う。しかし、それが声に出にくくなったのも、人前で読む、語る、歌う際には、あがってしまう自分と戦ってきたからなのだ。小学生の頃の国語の時間は、本読みが震える声になってなかなか読めなかった。その原因は、小学五年生のときの転校がきっかけ。転校する前は、人前で歌うことが好きな子供だった。そして、人前で再び歌えるようになったのは、22歳のスナックでのバイトからだ。

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