●ビデオ審査① 初段合格

2020年11月22日(日)、今日はコロナ禍による異例のビデオ審査。受審者は所属道場で一人ひとり撮影される。一般人の最初は「無指定」といい、合格の場合は一級か初段のどちらかに選ばれる。空手道は大人の私でも6級から受審してきた。居合道の一般は一級から受審した。弓道を始めて、ちょうど一年。昨年の11月は土日の午前中を弓道のために確保し、新人講習会を休まず終えて振武会に仮入門。12月1日は合気道の三段審査も控えていて、2つの道場に通うなど、かなり無茶な日々を過ごしていた。今年はコロナ禍で、各武道団体は審査も大会も取りやめていたが、秋に入って、全剣連はフェイスシールド着用での審査を再開した。審査料は団体にとって重要な資金源。東京第三弓道連盟は、実技のビデオと学科試験と一緒に提出させることで再開した様子。コロナ禍が収まるまでは、珍しい出来事を楽しむしかない。振武会は入門の敷居も高く、審査を受ける段階にならないと仮入門のままである。私は土日の10時から12時までの初心者指導の枠のみに参加してきた。他の武道は自分で受験資格が揃ったら道場と所属団体に申し込んできたが、振武会としてはコロナ禍の収束が見えないことと、一年経ったこともあり2期前の先輩受審者とともに声をかけたとのこと。今年の審査は諦めていたので嬉しい。すでに私の同期は一年前の15名から半分に減っている。私は最年長で、年齢から逆算してこれから目指すのは錬士五段だ。しかし、今年の9月に入って、右膝の痛みに加えて左膝が痛み出した。両膝の痛みで歩くのも辛い。週3回は鍼を打っている状態だ。弓道も居合同様、最初から立ち技の立射(りっしゃ)で稽古している。静かな武道だが、十文字の体制の下半身は踏ん張るので、ちょうど両膝の内側に力が加わりキツい。

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