●弓道を始めた理由

2019年8月10日(土)、明治神宮武道場至誠館まで弓道科の見学に行った。10年前板橋区合気道連盟に入会する前に鹿島神流を学べる至誠館の武道研修科(合気道)を見学していたが、初心者には難しいと感じ、当時の家の近くの道場に通うことにしたのだ。しかし至誠館はずっと気になっていた。今年は3月に居合道三段の審査をクリアし、それから居合道と剣道の稽古を休んで、12/1の合気道三段審査のために本部道場の稽古日数を重ねている最中だ。私はいつの頃からか武道の最後は弓道と決めていて、今年は還暦になったことや色んな辛い状況が重なり、弓道をやり始めたい気持ちが膨らんでいた。弓道場としてもう一つ、杉並区の大宮八幡宮の初心者教室が5月と11月の土日の午前中にあることを7,8年前に知り、通えるタイミングがきたら入門したいと思ってきた。8/10の至誠館の見学では、初段以上の入門が望ましいとあり、初心者用の稽古時間は特別用意していないとのことで至誠館は諦め、9/22(日)に振武会の代表に面談されながら教室の申込みの許可をもらった。今秋の受講者は14名。毎回女性が多く、今回の男女半々は珍しいとのこと。11月に入り、運動しやすい恰好に足袋を履き、土日の朝9時10分位から道場の周囲の掃除をして、10時から12時まで実技の講義。14名のために8名の先生方が指導してくださるのはありがたい。このような手厚いご指導と準備に、初心者うちから、道場を大切にする気持ちになるのだろう。また、振武会の師範が至誠館の師範も兼ねていることにも驚いた。振武会は大宮八幡宮の敷地内にあり古い建物だが、道場内部の管理も徹底していて、老若男女のたくさんの門人がおり素晴らしい道場である。私は8回の初心者教室を修了し仮入門となった。

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