●第57回東京剣道祭

2017年4月2日(日) 第57回東京剣道祭が東京武道館で開催された。2月に4回目の5段審査にチャレンジして合格した直後に、金王道場の大塚先生にエントリーしていただいた。女子は5段以上、男子は6段以上、範士8段まで出場され、そうそうたる演武を見ることができる大会。参加させていただくことは大変光栄なことで、観戦も楽しみ。昨日は、この会場で「第53回東京都居合道大会」が開催されたばかり。連日綾瀬に通うことも初めてのこと。開会式後の日本剣道形の演武は、打太刀は範士8段の近光正先生、仕太刀は範士8段の中山峯雄先生。審査のために細かいチェックをしてきた形。私も人前で演武できるようになりたいものだ。さて、試合開始。この大会のタイトルが“剣道祭”であるため、プログラムは試合というより“演武”という扱い。形の武道ならば演武で慣れているものの、剣道の試合を演武というのは新鮮な感じだ。3/23には東京都剣道連盟のHPに組み合わせも掲載され、私は5段なりたてのためか第1試合場の1試合目。テキパキと準備しなければならないのに、9時開場とともに城西地区等の受付の長い行列に並んで時間が取られ、トイレに行って、着替えは混み合っている更衣室に入るまでもなく廊下ですることになった。受付の効率化を検討していただきたい。とにかく、ウォーミングアップもほとんどなく試合会場へ。大太鼓のスタートの合図とともに試合開始。相手は品川区のIさん。審査以来、久々に女性と試合する。審査の時の冷静さがなく打ち急ぎ、タイミングも合わず、打っても打たれている。メンの2本負け。課題はたくさんあるが、「勝負の仕方」を学び始めなくてはと思った。午後の8段の先生方の演武前に、居合道と杖道の演武。居合の演武者は、昨年の全日本居合道大会・東京都代表の3名(5段・6段・7段)。杖は、教士8段清水勇二先生と東浜秋雄先生。本当に見ごたえのある大会である。この大会では5段から7段まで、各試合場での「優秀試合者」ということで表彰されるようだ。来年も出場できるよう精進したい。

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