●合気道袴を穿く

2010年1月17日(日)、板橋区合気道連盟の鏡開きが、「志村坂上地域センター」で開催された。初めての鏡開きなので出席したかったが、仕事の都合で欠席。昨年12月19日(土)の納会は、小豆沢の「沢の湯」2F宴会場で開催され、夕方からだったので遅刻しながらも出席できた。とにかく、小豆沢道場はじめ各道場の先輩のみなさんには、入会してからの3ヶ月間、五級の昇級審査を受けたい私に稽古してくださり、特に小豆沢道場のM氏にはビッチリ付いて教えていただいた。そのご挨拶もあり、納会には出席したかった。昭和45年、故原修太郎師範が設立された板橋区合気道連盟は、現在、小豆沢・上板橋・東板橋・高島平2(改装中)・高島平3・志村と6つの道場がある。年会費は\12,000(子供\6,000)と他の武道場に比べ激安で、私はその運営について疑問を持っていた。納会の宴会は、大人の会員が全道場から集まり開催される。セルフサービスだが、料理・お酒ともに十分な内容で、参加費はなんと無料。さらに板橋区合気道連盟は、主な年行事のすべてを年会費で賄っているとのこと。まるでガラス張り経営の最優良企業のようで、驚異的である。納会は総勢100人近く集まって、和気藹々。後片付けも全員がやる。また、他の年行事も、大人と子供の会員および父兄が一丸となって行われると聞き、私は無料の感動に加え、今年設立40年になるこの組織の体質は、会計の素晴らしさにあり、いかに公正でしっかりしているかを認識した。そして、この組織と仲間の清々しさと正しさを感じ、偶然ではあったが、ここに所属できたことを嬉しく思った。先日の鏡開きのでは、昨年11月に行われた昇級・昇段審査の結果発表があったとのこと。1月20日(水)、私は小豆沢道場にて師範から五級を授与された。この会では女性は五級から袴を穿かせているとのこと。早くも袴を穿けることに恐縮しつつ、まるで黒帯をいただいたような感激があった。

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