●五級の昇級審査(1)

今年のお盆から始めた合気道。11月25日の今日は、最初の級である五級の昇級審査。受験資格の稽古日数の30回をクリアし34回目。(財)合気会の審査資格は、稽古日数と期間が決められている。一般的に剣道や空手道には、決められた期間はあるが稽古日数などの規定はない。途中のブランクがあっても、審査自体に合格すれば良いということ。合気会の場合は、ブランクがあれば予定の受験のタイミングがずれることになる。還暦まで四段を取得したい私としては、最短で週2,3回の稽古をして、半年毎に級を受験し、昇段審査を受けていかないと辿り着けない。今年の8月14日から始めて年内の昇級審査が11月にあることから逆算し、稽古日数を目標としてスケジュールを優先してきた。空手道のときも週2回の約2ヶ月半で最初の六級を受験した。今回は3ヶ月半で30日をクリアしなければならないので、ほぼ週3回の日程を強行し身体も痛めた。関節技の合気道は投げも必須で、でんぐり返りから始めた私にとっては、アップダウンの激しい全身運動となり、2ヶ月目から膝がパンパンに張り、和式トイレスタイルまで膝を曲げることができなくなった。稽古中にぶつけたわけでもないのに、屈伸運動ができないほど痛い。今までのスポーツでこんな痛み方をしたことがないので整形外科と接骨院に相談したが、やり過ぎではないかと言われた。メタボの肥満気味の体重が膝にきたのかもしれない。11月の半ばになっても痛みは続き、他の競技ができなくなっては元も子もないのだと焦ったが、オリンピックのアスリートのボロボロさに比べたら論外の軽症なのだと、勘違いな自己暗示をしながら続けた。今夜は午後7時スタートの小豆沢道場での審査に、仕事を早退することなくギリギリに到着した。昨夜も東板橋道場で稽古したが、不安が残る。入会して初めてスタートの準備体操から始めた。それが終わると審査だ。

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