●WATARUさんの個人レッスン【3】2013/7/14(日)

12:00~13:00の予約。WATARUさん曰く。ナレーションと朗読は変わらない、読むことだから。ナレーションと語りは違う。初見で下読みもせず間違わずに読むことと、伝え読み聞かせるのとは違う。読んで感動するのと、聞かせて感動するのでは別問題。今日は、ニュース原稿の3種類をナレーションとして読むレッスン。読み方を特訓すればいいのか、朗読に興味があるならば、話の中に入っていかなくてはならないとWATARUさん。私が迷っていたら、教える方も分からないとのこと。目で字を追っているだけの読み方では、とても変わらないし、自分らしさを出すことが問題。嫌そうに読んでいるとのこと。塾長が私に地を出せば良いということは、どんなことなのか。人前になると変わってしまう、その意識とは何か。レッスンの合間に悩みを話し出す私。そうやって説明しているまんま話せば良いとWATARUさん。ニュースは、意味よりも次を読んでいくような早さで的確に読むもの。それを今回は、意味が伝わるように読んでみるレッスンだと。誰が何をどのようにしたのか。国語の勉強のように、ゆっくり意味を考えて読むこと。映像を説明・補足する読みではなく、文字だけの場合は、何を立てるか考えながら、理解しながら読む。伝えよう伝えようとすると、急いでは読めないはず。メリハリをつけること。話の中に入る程でもない原稿の場合は、音の「出」を変えれば良い。普段の会話で噛まないのに、改まって読むときに噛んでしまうのは、地を出すが怖いのか、或いは「形」から入っているからか。その「形」が完璧で確立されていて、自信があればそれで良いし、それを通せば良い。ラジオは、自分をさらけ出さないと、いずれ詰まってしまうからとWATARUさん。塾長の地を出せということは、本気で一生懸命でやることであり、それは地の部分になってしまうし、そこを鍛えていくしかない、そこが一番の問題なのだと感じていると、WATARUさんに話を聞いてもらった。

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