●「佐々木塾」【4】 2012/10/28

先週の3回目の授業は渋谷区秋季剣道大会と重なり、残念ながら授業を休んだ。今回は2週間ぶり。青砥駅から乗り換えたら快速だったため、5駅先の押上駅まで乗り越してしまい、遅刻するかもしれないとの電話をかけたら塾長が出た。「あわてないでいいから」とのこと。各駅停車の京成立石駅から小走りして、午後1時20分開始までにギリギリ間に合った。今回からマイクを通してのレッスン。自分のパートをSDカードに録音できる授業。私は、アナウンススクールやサンディ養成所の頃は、自分のパートだけをICレコーダーに録音していたが、佐々木塾ではスタジオも狭く、4~6名の少数精鋭で個別のアドバイスも良いため、2時間30分の授業を通しで録音することにした。2年前のサンディの養成所のサニーサイドは、喫茶店を改装したような貸しスタジオのせいか、エコーが強くハウリングも起こしやすかったが、コミュニティFMとはいえ、かつしかFMの生放送する本番スタジオでの授業の音声は正確に聞こえる。建物は華奢な戸建でも、室内のマイク等の機材もそれなりに整っていて、まさに地域の放送局そのもの。今回は受講生の6名全員が揃った。30歳のしゃべりの仕事もしている既婚の男性、33歳のアパレル広報関係の女性、24歳の横浜在住の医療検査関係と役者をしている男性、25歳のアニメ製作会社の女性、22歳の来年就職する女子大生、そして53歳の私。世代も性別もバラエティ。塾長もWATARU先生も、受講生の希望に応じて、また、しゃべりを仕事にしていきたい人に対して、3ヵ月後は指針を示してくれるとのこと。佐々木塾タレント部の候補として個人レッスンに移行する頃には、方向性をお互いに認知していくというスピード感と目標を実現できる環境があるというのは、コミュニティFMならでは。私の声が好きだと塾長が言ってくれる。マイクに乗る声とWATARU先生も言ってくれる。励みにしてがんばらなくては!

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