●『ちはやぶる神の国~異聞・本能寺の変~』の初日

2010年6月2日(水)は、アトリエッジの俳優座公演『ちはやぶる神の国~異聞・本能寺の変~』初日のため、サニーサイドの授業はお休み。私は2日と4日の2日間の有給をとって、朝からラストまで手伝う予定。初日以降の全スタッフの服装は黒スーツ着用とのこと。午前10時俳優座集合に、黒パンツスーツで六本木に向かう。15分前に俳優座到着。すでに数名のスタッフが働いている。私は開演中にお客様に配るチラシのセット作りを指示された。昼休みは近所でハンバークを食べて、またチラシ作り。お祝いの花がバンバン届き、アッという間に俳優座のロビーは大型高級花屋。さらに今日は実際の本能寺の変が起こった(天正10年)6月2日とのことで緊張感も漂う。初日公演は夕方からだが、午後2時30分、"ゲネプロ(上演に先立って舞台で行う最終的な稽古。衣装やメイク・時間帯も本公演そのままの形で行い、最終チェックをする)"があるというので、午後にはサニーサイドメンバーのほぼ全員が揃い、招待客に交じって観劇することができた。"ちはやぶる"とは、「神」にかかる枕詞で、赤尾マーサさんは"荒々しい"という意味だと、Net TV「DREAM GATE」で答えてくれた。そのマーサさんも朝から働いている。主演:大沢樹生、ナレーション:藤真利子、脚本:草部文子、演出:宇治川まさなり、プロデューサー:奈美木映里・赤尾マーサ。奈美木映里=草部文子(くさかべあやこ)とはBEBEさんの旧姓の本名。国文学教授のお父様と純文学作家のお母様の長女とのことで、"ぬばたまの~"にしても今回にしても、BEBEさんのタイトルには、日本語=国語への拘りがある。夕方の開演では、チケットもぎりを担当。開演中はまたチラシを作りながら、弁当も戴き、午後10時10分、俳優座閉館まで腰がパンパンに張る裏方仕事だった。

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